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エデュカーレ2019年1月号~ 君たちはどう生きるか

おもしろいことはつまらなく、つまらないことはおもしろい
――学習における「心」――

 新年、おめでとうございます。一年の計は元旦にあり。人類は流れる時間にこうして節目を与え、意味付けすることで、自身をコントロールし発展してきました。私たちもこれを機会に、さらに新しい自分を目指して頑張っていきましょう。
 武道では心・技・体のバランスよい成長の大切さが説かれます。私は学習においても心・技・体のバランスよい成長が大切だと考えています。では、それぞれはどのようなものでどのように鍛えればよいのでしょうか。今回は「心」についてお話しします。
 学習における心とは、マインドセットのことです。マインドセットとは、物事の見方です。たとえば一見いやな経験をしたとき、損をしたと感じるような見方があります。他方、この経験のおかげで成長できたと思うような見方もあります。同じ経験でも、マインドセット次第で良くもなり悪くもなるのです。
 うまくいく人は後者のような見方ができる人です。後者のような見方ができれば、あらゆる経験が成長のために意味を持つようになるでしょう。正しいマインドセットは自分の成長に目が向くものなのです。
 大切なことだから繰り返します。正しいマインドセットは自分の成長に目が向くものです。
 皆さんには今おもしろいことがあるでしょう。でも、見方を変えるとこれはつまらないものです。なぜなら、古い自分の感じるおもしろさだからです。そこには発展がありません。逆に、つまらないことは、見方を変えればおもしろいことです。今の自分ではわからない世界を見せてくれるものかもしれないからです。
 新しい感覚を「わからない」と言って忌避することもできるでしょう。でも、それをおもしろがって受け入れることもできます。どちらが自分の成長でしょうか。これから年を取るにつれ、わからないことや受け入れがたいことがたくさん出てきます。それらを肯定的に受け入れることができたら、すべてが学びになり、成長につながると思いませんか。
 すくなくとも、ある教科をつまらないといって諦めるよりも、おもしろく感じるまで徹底的に付き合ってみる方が可能性の発展があると思いませんか。
 おもしろいことはつまらなく、つまらないことはおもしろい。
 皆さんは、どんなマインドセットで、いま目の前にあるものを見ますか?(S)