いま世界は、また大変なことになっています。君は今の世界状況をどう見ていますか。これはぼくたちに関係のないことでしょうか。
ぼくたちが学ぶのは、自分が生きるためだけではなく、良い人類社会を作るためでもあります。ぼくたちはこの国の主権者であり、どのような社会を作っていくかの責任をも負う存在です。そして場合によっては、この国を代表して他国の人と話し合う存在です。別に政治家や外交官にならなくても、他国の人と交われば、ぼくたちはその相手にとって日本人(あるいは自国人)代表になるわけです。
ぼくが見てきたなかでは、世界に関心を持ち、そのような志を小さい頃から持っていた人たちは、総じて成績が良かった。自分がその責任を負っていることを自覚して日々を過ごしていたからだと思います。
一方、しっかり学ばなかった人ほど、他責思考になり、なんでも何かのせいにするようになると観察しています。そしてさらに、その他責を自分よりも弱い者たちに向けている人がいるのを見ると、悲しくなるし、そういう人たちに学ばせられなかった教育の敗北を思います。
目先の点数が大切なのでしょうか。否。いましっかり学び、集団を代表してその責任を負える存在になることが大切なはずです。そして、そうした志をもち、日々の責務を果たせるようになることが大切なはずです。そうなれば、本当に目先の結果も余裕で手に入れられます。
目先の結果だけを追う教育を、ぼくは教育とは呼べません。
目先のちっぽけな結果を求めることから脱皮し、主権者の一員として社会に責任を負えるようになったなら、自然と点数は跳ね上がるのです。
そうした志を持つ人たちには共通した特徴があります。
・やるべきことに手をつけるのが早い
・常に隣の人に負けないように努力している
・できるに満足せず、わかろうとしている
・わかる感動を知り、楽しんでいる
このような時代、君はどう生きますか?(S)
