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良い仲間に囲まれよう、良い集団にしよう

 長期的な学力の伸びや、社会に出てからの活躍度は、テストで測られる能力(認知能力)よりも、挑戦したり、粘り強かったり、失敗してもすぐに立ち直ったりできる行動特性(非認知能力)の方が大きく影響するということが、多くの研究で示されています。
 そして、特に近年、そうした行動特性について、赤ちゃん学(ベビーサイエンス)という分野で画期的な研究が多く現れています。
 例えば2024年に東京大学の研究グループは、親の粘り強さは、親の応答的な態度を導き、それが子どもの自制心の発達に影響するという研究を発表しています。
 またアメリカのある研究は、赤ちゃんに親が努力しているところを見せると、その赤ちゃんも努力するようになることを実証しています。具体的には、なかなかできないことを粘ってやる大人を見て育った赤ちゃんは、粘って試行錯誤する時間が長くなるというのです。
 これは将来の学力や年収に深く関係すると言われるグリットと呼ばれる非認知能力です。三つ子の魂百までと言われますが、この諺の正しい解釈は、性格は、生まれつきよりも幼少期の育てられ方に大きく影響される、ということになるわけです。
 生まれつきだけでなく、学習によって良い行動が獲得できるというのは、君への朗報です。これからでも行動特性は変えられるからです。ぼくたちは学び直し(アンラーニングとリスキリング)ができるのです。
 ぼくたちは、周りの人間から影響を受ける存在です。赤ちゃんの反応を見ながら試行錯誤する応答的な大人に接していれば、その赤ちゃんは粘る力を学習します。
 同様に、今からだって、そうした仲間に囲まれれば、粘り強さや挑戦や立ち直り行動が学習できるのです。
 だから、君にはぜひ、良い仲間に囲まれるよう意識してほしいのです。そして、自分がいる集団が良い集団になるように努力してほしいのです。そうした環境への働きかけはきっと、自分の役にたつ形で返ってきます。
 君はどんな集団をつくりますか。(S)

学習力創造アカデミー 学創(GAKUSO)