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要領の悪い勉強をしなさい

 今回は、東京大学に学び一部上場企業の役員まで務められた方のお話をしたいと思います。
 その方は若い頃、お父様から「要領の悪い勉強をしなさい」と教えられたそうです。
 しっかりと予習をし、授業を受け、復習をする。そして、人より多く勉強する。こうした当たり前のことをきっちりとやった結果が、そのキャリアを生んだのです。
 要領の良い勉強をしたいという声を聞くことがあります。しかし、私にはその発想こそ悪だと思えます。要領の良い勉強をしたいという発想の裏には、あまり勉強したくないという気持ちが隠れているからです。
 要領の良さを求めず、丁寧に勉強に向き合う。それこそが、本当の実力を身につける方法だということを、その方のキャリアは教えてくれます。
 ちょっとやって軽く点数を取れる人と、しっかり準備して点数を取れる人、同じ点数だとして、どちらが社会で認められるでしょうか。
 社会は点数を求めているのではなく、しっかり準備するというその誠実さを求めているのではないかといつも思います。たしかに、前者もうまくいけば活躍できるでしょう。ですが、本当に重要な仕事を任せたいと思う相手は、後者ではないでしょうか。
 私たちは、そうした価値観のうえに立っています。
 そして、いま、多くの塾生たちが、空き時間に自分の勉強を自主的に進めているのをみると、理想に近づきつつあると感動します。
 これからも「本物」を目指していきたいと思います。
 君たちは、このプロジェクトに参加しますか?(S)

学習力創造アカデミー 学創(GAKUSO)