昨今、中学受験が過熱化しています。お子さんの将来を願ってのことと思います。しかしながら、私の指導経験では、将来難関大学に進学するうえで、中学受験はベストな選択というわけではありません。以下、私の指導経験から導き出した難関大学合格のキーファクター(主要因)をお伝えします。
大切なのは逆算思考
難関大学合格戦略に必要なのは、何よりも逆算思考です。
例えば今年中学2年生になる年であるなら、5年かけて難関大学合格に必要な能力を鍛えつつ、学力を身につけていけば良いわけです。
難関大学に合格する生徒は、何らかの形で早い時期から合格に必要な能力を鍛えるための適切な学習をしています。それを中高一貫校に求めて、中学受験を考えられたご家庭は多いことでしょう。中学受験で正しい指導をしている学校に進学できるなら、それも一つの手であることは間違いありません。
しかしながら、いくつか不都合な現実もあります。
- ❶ 東大合格率上位校は、実は塾通いが当たり前
- ❷ 中学受験のための勉強法を誤ると、後の伸び悩みにつながる
- ❸ 中堅校は良い教師を集めるのに苦戦している
紙幅の都合がありますので、今回は2についてだけ軽くお話ししておきます。
大切なのは逆算思考だと述べました。しかしながら、中学受験の勉強は一歩間違えると、将来必要とされる能力を鍛えるのとは真逆の、その足を引っ張るものにもなりがちなのです。
受かることを目的とすると、理解よりも点を取る方法に気持ちが向いてしまい、それが必要な能力を鍛えるのとは真逆の方向に歩を進めさせ、将来の伸び悩みにつながってしまう可能性があるのです。
目先の点を取るための勉強は
逆効果
これは中学校の勉強でも言えることです。
ある大学の教職課程の授業にゲストで呼んでいただいたことがあります。将来学校の先生を目指す学生たちに講義を行いました。
その授業への参加者は40名くらいいました。ある学生の発言から、担当の教授が「この中で中学校の時にオール5だった人?」と尋ねたところ、なんと半数くらいの学生が手を挙げたのです。大変失礼ながら、その大学はいわゆる難関大学ではありません。逆の言い方をすれば、中学時代、目先の学習でオール5をとっていても、難関大学に進学できるわけではないということの証明になってしまっていたのです。
そして、そうした学生たちは高校で勉強につまずいたことでコンプレックスを抱えていました。
暗記でわかった気になると
思考が働かなくなる
目先の点数を取ろうとすると、目先の点数を取るための合理性が働きます。そして、それは将来につながる勉強の邪魔をすることがあります。
昨今、学業や人生の成功において、非認知能力の重要性が言われるようになりました。失敗を恐れずチャレンジできる態度であったり(キャロル・ドゥエック『マインドセット』)、やり抜く力であったり(アンジェラ ・ダッグワース『やり抜く力』)、他者に気をつかって良い人間関係を作れる能力であったり(ソーシャルスキル)、こうした点数化されない能力こそが、将来の学歴や年収に深く関わっていることを示す研究が提出され続けています。
このことを知らずに、目先の入試結果や通知表の成績を見て頭の良さだと思っていると痛い目に合うわけです。
ところで、そうした非認知能力の開発には、子どもたちの能動性が重要だという研究があります。もし能動性が重要だとすると、暗記の勉強は大きな問題です。暗記は自ら考えることとは異質の、完全に受動的なものだからです。それに慣れることが、将来の伸び悩みにつながるのは容易に予想できるのではないでしょうか。
何よりも重要な教科書を読む力
最近の研究で、最も衝撃的であり、多くの現場の教師から納得の声が上がったのが、新井紀子『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』でしょう。
この本での最も衝撃的な事実は、基礎的読解力が、行ける大学の偏差値と非常に高い相関関係を持っているということです。
計算の速さでもなく、知っている英単語の量でもなく、基礎的な読解力こそが、行ける大学のレベルを決めるわけです。
これは、ある程度の実績を持つベテランの教師であれば納得のいく事実です。鍛えるべきは、真によく理解するように読むための読解力なのです。
教科書を理解するよりも用語を暗記させるような授業や、教科書よりも薄い内容の参考書などで勉強していては、将来伸び悩むに決まっています。難関大学であっても、教科書の範囲からしか出題されません。難関大学合格に対しては、教科書が読めることがキーファクターになります。
特別な方法があると思っている人たちは、そんなわけないと思うかもしれませんが、私の経験では、そういう文句を言う人たちは、教科書をまともに読んだことがない人たちなのです。
簡単に身に付くのに
多くの人がやっていない
私たちの塾では、何よりも教科書を読める力を鍛えます。読解力は良い指導者について繰り返していれば、誰にでも簡単に身に付く能力です。一見遠回りに見えるため、暗記に逃げる指導が行われがちですが、正しく時間さえかければ、誰にでも身に付くものです。
当塾では、すべての教科を「利用」して読解力を養成しています。
英語も数学も、理科も社会も、深い読解で学習し、そして、そのことによって読解力を養成しています。
その結果はどうかと言えば、難関大学進学率で80%以上、在籍数で合格数を除した難関大学合格率は180%を超えています(2024年3月現在)。入塾選抜なしでです。小中学生から通ってくれている生徒たちが、東大、早大、慶應大に進学しています。公立中堅校からの難関大学進学も達成しています。
くり返しますが、正しく時間をかければ、入試合格のキーファクターである読解力は身につきます。論理性は慣れなのです。
注)ここでの難関大学は、早慶・上理明青立法中・関関同立および上位20位以内の国立大学のこと。
中学生ならまだ間に合う
さて、私の主張は明快です。
暗記の勉強に毒され、理解すれば簡単なことをこじらせて難しく感じるようになってしまう前に、当塾にお子様をお預けください、ということです。
小学生に対しては、能動性を引き出す授業を行っています。知識を教えることは極力避けて、考えることを優先した授業です。
中学生に対しては、教わるだけでなく、自分から説明するチャンスを存分に確保しつつ、読解力を鍛える授業を行っています。
高校生に対しては、ハイレベルなテキストを読み解く授業を行っています。そして、先ほど述べたような高い合格率を達成しているのです。
本質に気付かれた方は、下の注意事項を確認のうえ、ぜひ無料体験にお申し込みください。
学習力創造アカデミー
代表 庄司博幸
注意事項
- こうした実績をお示しすると、ある程度の大きさの塾だと誤解される方がいらっしゃるのですが
- 学創はとても小さなオンライン集団塾です
- 卒業生11名中、難関大学の合格数が20、難関大学進学者数は9名です
- すべての授業を代表と副代表が担当します
- 大手の安心感(?)が欲しい方には向いていませんが、先生と生徒が距離近く向き合ってアクティブにしっかり学ぶ環境を求めている方には、向いていると思います
- これを聞いてむしろ良いと思った小中高生および保護者の方は、ぜひ無料体験にお越しください
(難関大学進学率81.8%、同合格率181.8%、2018ー2024年)
(オンラインですが、個別指導でも、映像講義でもありません)
(入塾選抜なし、先着順です)
