学創カレンダーでは、今学年度の4分の1が過ぎました。学創のやり方は「高密度繰り返し」ですから、初めて触れる小4生・中1生・高1生にとっては半端ない負荷だったと思います。それでも、君はがんばってここまで駆け抜けてくれました。
以前、体験入学した中1生が「ここは難しすぎる」と言ったことがあります。ふだんあまり聞かない感想だったのでよく聞いてみると、小学生で通っていた英語塾と比べて、やることのレベルが高いということのようでした。
その一方で、小学生の時に何も習っていなかった別の子は、レベルなんか気にせず楽しそうに学んでいました。
難しすぎると感じる場合、このように何かを基準にして、それと比較しているわけです。だから、もしその基準のレベルが低ければ、他の人にとって当たり前のことでも、難しく感じてしまいます。
しかし、それでも、難しさを楽しめる人はいます。ああ、レベルが高くて何やってるかわからないけどなんか楽しいな、と。今年もそうやって楽しめる君がいることをぼくはとても嬉しく思っています。
よく考えると、難しすぎることは別に悪いことではありません。君が赤ちゃんだった時、世界は難しいことだらけでした。でも君は理解を諦めなかった。ひたすらそこに居続け、周りの大人の言葉や、この世の仕組みを知ろうとしていました。
その結果、日本語という難しい言語も習得したし、飛んだり跳ねたりできるようになった。ねえ、これらが赤ちゃんにとって簡単なことだったと思いますか?
難しすぎると言って諦めてしまって、それを楽しめなくなるのは、「できなきゃいけない」という圧力を加えられてきた結果です。できなきゃいけないから、できそうもないことにはそもそも手をつけたくなくなってしまうわけです。
できなくていいんです。そこにいて、その難しさを味わうこと、楽しむことができればいいんです。そうすれば、赤ちゃんの時と同じように、全く自分では気づかぬうちに、いつのまにかできるようになるんです。
さあ、今学年度の残り、一緒にどう楽しみますか?(S)
