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勉強の基本動作

 勉強はどうやったら良いかと聞かれることがあります。
(お母さんに聞いてこいと命令されたものでなければ)ぼくはそれをとても嬉しく感じます。
 だって、初めて勉強の仕方を自分で意識したのだから。すごいことだよね。
 何かの必要があって、今までのやり方ではダメだと考えて、どうにかしようともがいている君を、ぼくはとても誇りに思うのです。
 正しい勉強ってとても単純です。繰り返しながら、わかることを少しずつ増やしていけば良いだけです。
 でも、二つの理由からこれが君にはなかなか難しいんだよね。
 一つ目の理由は、正しくない勉強を教えられてきたために、ちゃんと理解するという当たり前のことが正しい勉強だとは思えなくなっているということです。
 暗記で点を取るような授業やテストに慣れさせられると、なにもわかっていなくても、それが勉強だと勘違いするようになってしまう。そして、レベルの高い入試問題に対応できなくなってしまうのです。
 もう一つの理由は、誰かに点数を求められてきたために、繰り返せなくなってしまっているということです。
 何のために勉強するかが忘れられて、目先の点数のことばかり心配されると、人は、点数だけを気にするようになります。そして理解しようとすることがどうしても遠回りに思えるようになってしまうのです。さらに暗記というつまらない勉強を嫌々やることによってますます時間がかけられなくなるのです。
 だから、まずは自分がこうした二つのものに邪魔されていることに気づくことが大切です。今の自分はそんな風に「つくられてしまっているんだな」と気づいてほしい。
 そうしたら、あとはそれを意識しながら、勉強の基本動作を繰り返すだけで良いのです。
 勉強の基本動作は、「わかっていること」と「わかっていないこと」を分けるということです。
 これはわかっているな、と確認する。これはわかっていないなと確認する。わかろうとする必要なんてない。
 これを繰り返すだけで、理解はどんどん深まっていきます。なぜなら、わかっていることとわかっていないことはつながっているからです。その境目が明確になれば、必ずわかることが増えていきます。そして、それはとても愉しい体験になります。
 実は暗記だって、この基本動作で可能です。例えば英単語の暗記であれば、意味をおぼえた単語とそうでない単語を選り分ける。それをただただ繰り返すだけです。一単語一秒で作業していく。気合いなんていらないのです。
 さて、こうなったら、教育の一段階は完成です。あとは自動的にトップレベルまで進んでいけます。
 どうでしょうか。勉強は単純です。気負わず繰り返せば良いのです。「つくられてしまった」君は君に気負いを与えてきます。でもそんな古い自分と勉強を通してうまく付き合うことを学んでいきましょう。それこそ幸せに生きる鍵だとぼくは信じています。
 君は「つくられてしまった」君とどう付き合いますか?(S)

学習力創造アカデミー 学創(GAKUSO)