会社概要
社 名 | 株式会社サードステージエデュケーション |
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代表者 | 庄司 博幸 |
設 立 | 2010年1月 |
資本金 | 555万円 | 従業員 | 10名(アルバイト含む)(2024年4月1日時点) |
所在地 | 東京都新宿区西新宿8-1-7 |
代表者紹介
株式会社サードステージエデュケーション代表取締役
学習力創造アカデミー代表
サービス創新研究所(旧明治大学サービス創新研究所)客員研究員
特定非営利法人教育臨床研究機構理事(2017~2024)
東北芸術工科大学創造性開発研究センター(文部科学省私立大学戦略的基盤形成支援事業)学外研究員(2013~2017)
早稲田大学政治経済学部政治学科(川岸令和ゼミ)卒
教育観について:『多重知能理論・創造性・芸術思考 ――「生きる力」を育む教育法への一考察――』
Biography
東京多摩地方で親一人子一人の母子家庭に育つ。
勉強を熱心にする子ではなかったが、幸運に恵まれ、たくさんの伝記を読み〔「Sの恩送り」参照〕、基礎学力が鍛えられる。小学3・4年生の時、都教員を代表する書家であった担任に、習字と絵画を認められ自信を持つ(と言っても字は下手です)。
中学生になると英語で躓くも、これまた幸運に恵まれ〔「凡庸だった中学生、勉強楽しんでます」参照〕、なんとか成績をとる。生活指導の体育の先生に、運動技能を認められ自信を高める。
高校ではやはり幸運に恵まれ、異才の英語教師に出会い鍛えられる。その先生とは科学から哲学まで広く毎日のように話し合い、才能を認められ自信を深める。
この頃、小説を読み始める〔「QUAE SIT SAPIENTIA DISCE LEGENDO」参照〕。夏目漱石、遠藤周作、村上春樹、ポール・オースター、チャールズ・ブコウスキーの作品、そして、岡本太郎、河合隼雄、森毅の著作を読み耽った。
大学では知的刺激のある日々を過ごす。素晴らしい研究者たちに目をかけられ、幸せの時を過ごす〔「ある憲法学者のこと」参照〕。
この時によく読んだのが、藤原保信、奥平康弘、大澤真幸、ロナルド・ドゥウォーキンの著作。もちろん、プラトン、マキャベリ、デカルト、ルソー、モンテスキュー、カント、イェーリング、トクヴィル、ミル、マルクス、ニーチェ、ウェーバー、アーレント、バーリン等の古典も読みかじった。
貧しかったことと成績優秀であったことの理由から、大学からの給付奨学金に加え、企業からの給付奨学金を受給する。
奨学金をもらうためにその企業に訪問し、そのたびにもらっていた『財界』という雑誌から、苦労の価値を学ぶ。
大学の時のアルバイトは、自分が通えなかったため知りたかった塾の講師。家の近くの地域塾の門を叩いた。
点数を取らせることよりも、学びの素晴らしさを説く伝道師を自認して活動。その結果、生徒たちの成績が予想外に伸び圧倒的結果が出て、地域で評判の塾になる。
当時の教え子に感謝されるのは、「先生に『本を読め』としつこく言われたのが本当に大きかった、人生が変わった」ということと、「先生には子供としてではなく対等な個人として接してもらえた」ということ。
その後、上場している大手塾も経験する。研修室は最高成績で修了。担当クラスの平均偏差値は常にトップレベルをキープ。教えるだけでよいというシステム化された大手塾の良さを感じつつ、長い目で見た場合の生徒への教育の限界を感じた。
研究者を志し大学院に優秀な成績で合格するも、折悪しく母親が病気になり、進学を諦めて急遽勤め人になる。
勤めた企業では、ビジネス書や当時流行っていたMBA関連の書籍を読み漁る。
この時好きだったのが、田口弘、田坂広志、三枝匡、ピーター・ドラッガー、エリヤフ・ゴールドラット、エイドリアン・J・スライウォツキーの著作。
商品・サービスの改良・開発や数々の企画を打ち出し、1年で2度の社内表彰を受ける(この頃憧れの河合隼雄、森毅両氏から直接話を伺った)。3年目にして管理職になる(この頃憧れの田口弘氏を招いて講演会を開いた)。この頃働きすぎがたたって、メニエール病のような症状が出る。人事マネージャー職への打診があり、今後の人生は人事エキスパートとして生きていくことになりそうだと考えていた。同時に理想的な企業に仕事で出会い、こういう会社をつくりたいなとも考えていた。
そうしたなか、ヘッドハンティングを受けてベンチャーに参画。立ち上げで失敗。失敗する要因についていろいろと学ぶ。この頃結婚する。
友人の求めに応じて、多摩地域の学習塾の経営に関わる。経営・財務計画の策定を行う傍ら現場も見る。
その時に主導して作った高校生クラスで初年度から高い結果を出す〔『大学受験生のために』の「まえがき」参照〕。
(ちなみに、この塾では公立中高一貫校の入試指導も担当し、15倍を超える倍率の入試において、10名中5名を受からせた。その時の教え子が一橋大学大学院に進んだ後に言ったのが、「有名な弁護士による司法試験論述対策講義の内容が小6の時に受けた先生の作文講義の内容とほとんど同じでひどいデジャヴ感を持った」ということ。)
この頃、新たに好きになった作家は、阿部和重と森見登美彦。娘が生まれる。
その後、最初の会社在籍時以来、一緒に働こうと口説かれてきたコンサルタントらと学創を設立。この時、教え子の大学生・社会人たちが立ち上げに協力してくれた。〔学創のその後は「学創とは」参照〕。
この時期に阪井和男明治大学教授(現名誉教授)と知り合い、学創の教育の学会発表などを後押しされる。
また、中野良顕元上智大学教授〔「やり方がわからなくても必死にもがく」参照〕と知り合い、B.F.スキナーのことを教えられ、応用行動分析学の研究へと導かれる。
そのようなわけで、ここ数年で一番読んでいるのが、行動主義心理学関連の書物。今の関心は関係フレーム理論の教育応用。
ここまでの人生は、その時々に人に恵まれる、運の良い人生だった〔「運を良くする方法」参照〕。
ちなみに、本ばかり読んでいるように聞こえたならちょっと誤解。実はスタッフを誘ってソーシャルゲームをするくらいのかなりのゲーマー。漫画も読む。好きな漫画家は、挙げればきりがないので割愛。ただし、SNSは苦手。
立派になった教え子と飲むお酒が一番美味しいと思っている。