教師論 人ってすごいなって思います。まったく勉強をしないでやってきた子が努力するようになっている。こういう変化が教師としての醍醐味だと思います。そして、そういう変化こそ教育の目標だと思います。 今回は、ちょっと教師のことをお… もっと見る > 計画の立て方 桜が満開です。今期の受験も、この小さな塾としては悪くない結果だったと思います。新宿曙橋校は、たった二人の大学受験生でしたが、それぞれ早稲田大学、青山学院大学への進学を決めました。高校入試でも竹早高校への進学をはじめとし… もっと見る > 自分のコントロールのしかた ――学習における「体」―― 人は思ったように動けるでしょうか? ぼくはいろいろな生徒を見てきて、それは不可能だと思っています。もう少し詳しく言えば、「思う」のと「動く」のはそれぞれ全く別の行動だと思っているのです。だから、生徒の言うことを鵜呑み… もっと見る > 私は一万種類のキックを一回ずつ練習した人を恐れないが、 一つのキックを一万回練習した人を恐れる(ブルース・リー) ――学習における「技」―― 受験も大詰めですね。この時期になると、書店には「一週間で完全理解」「一週間で逆転」などと銘打った問題集が並びます。こういう本に手を出す人たちの心情はどのようなものでしょう。考えればわかると思いますが、今までろくに勉強し… もっと見る > おもしろいことはつまらなく、つまらないことはおもしろい ――学習における「心」―― 新年、おめでとうございます。一年の計は元旦にあり。人類は流れる時間にこうして節目を与え、意味付けすることで、自身をコントロールし発展してきました。私たちもこれを機会に、さらに新しい自分を目指して頑張っていきましょう。 … もっと見る > 十を聞いて一を知る 「一を聞いて十を知る」という言葉があります。利発な人を指して言う言葉です。 では、その人は生まれつきそんなに利発だったのでしょうか。違いますね。 その人は他の人よりその事柄を知るためのたくさんの時間を、はじめにかけ… もっと見る > 頭は使うから良くなる 今回は「頭は使うから良くなる」という話をしたいと思います。 当たり前だと思いましたか? 私は多くの子どもたちを見てきましたが、このことが「当たり前」になっているとは思えません。 たとえば、何らかの出張授業で学創生… もっと見る > ぼくたちの教育観 皆さんは教育は何のためにあると思いますか。学校の成績を上げるため? 入試に受かるため? いい大学に入るため? 社会に出て困らないように? 生涯年収を高めるため? 豊かな人生を送るため? 自己実現のため? それとも…? … もっと見る > 矛盾と向き合う 高校部創造式では各自の研究発表の時間があります。その中で、ある発表から派生して、寄り道的にアルベルト・アインシュタインの相対性理論に触れる機会がありました。 アインシュタインは1905年に特殊相対性理論を発表し、さら… もっと見る > 再説「『読める』かどうかが、人生を決める」 以前この欄で「『読める』かどうかが、人生を決める」と題して、新井紀子さんの『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』(東洋経済新報社)を紹介しました。本書に依拠しながら、基礎的読解力と偏差値が極めて高い相関関係にある… もっと見る >