むずかしいことをむずかしく 「むずかしいことをやさしく」というのは、劇作家井上ひさしさんの有名な標語の冒頭の一語です。表現者として、すばらしい心構えだと思います。 さて、でも、ぼくは教師としては、この心構えではいけないと思っているのです。 え… もっと見る > 将来に投資しよう 投資ということばを知っていますか。 デジタル大辞泉では「利益を得る目的で、事業・不動産・証券などに資金を投下すること。転じて、その将来を見込んで金銭や力をつぎ込むこと」となっています。 もともとは、将来の儲け(利益… もっと見る > プロとアマの違い プロフェッショナルとアマチュアの違いはいろいろと言われています。今回はぼくが気に入っているものを二つ紹介したいと思います。 一つは、「お金をとれたらプロ」という明石家さんまさんの定義です。 明快ですよね。この仕事で… もっと見る > 教師論 人ってすごいなって思います。まったく勉強をしないでやってきた子が努力するようになっている。こういう変化が教師としての醍醐味だと思います。そして、そういう変化こそ教育の目標だと思います。 今回は、ちょっと教師のことをお… もっと見る > 計画の立て方 桜が満開です。今期の受験も、この小さな塾としては悪くない結果だったと思います。新宿曙橋校は、たった二人の大学受験生でしたが、それぞれ早稲田大学、青山学院大学への進学を決めました。高校入試でも竹早高校への進学をはじめとし… もっと見る > 自分のコントロールのしかた ――学習における「体」―― 人は思ったように動けるでしょうか? ぼくはいろいろな生徒を見てきて、それは不可能だと思っています。もう少し詳しく言えば、「思う」のと「動く」のはそれぞれ全く別の行動だと思っているのです。だから、生徒の言うことを鵜呑み… もっと見る > 私は一万種類のキックを一回ずつ練習した人を恐れないが、 一つのキックを一万回練習した人を恐れる(ブルース・リー) ――学習における「技」―― 受験も大詰めですね。この時期になると、書店には「一週間で完全理解」「一週間で逆転」などと銘打った問題集が並びます。こういう本に手を出す人たちの心情はどのようなものでしょう。考えればわかると思いますが、今までろくに勉強し… もっと見る > おもしろいことはつまらなく、つまらないことはおもしろい ――学習における「心」―― 新年、おめでとうございます。一年の計は元旦にあり。人類は流れる時間にこうして節目を与え、意味付けすることで、自身をコントロールし発展してきました。私たちもこれを機会に、さらに新しい自分を目指して頑張っていきましょう。 … もっと見る > 十を聞いて一を知る 「一を聞いて十を知る」という言葉があります。利発な人を指して言う言葉です。 では、その人は生まれつきそんなに利発だったのでしょうか。違いますね。 その人は他の人よりその事柄を知るためのたくさんの時間を、はじめにかけ… もっと見る > 頭は使うから良くなる 今回は「頭は使うから良くなる」という話をしたいと思います。 当たり前だと思いましたか? 私は多くの子どもたちを見てきましたが、このことが「当たり前」になっているとは思えません。 たとえば、何らかの出張授業で学創生… もっと見る >