才能論をぶっとばせ ぼくが「才能論」と呼んでいる考え方があります。たとえば、「この子は算数が得意だ」とか「私は社会が苦手です」とか「彼は典型的な理系人間だ」とか、こういう言い方の根本にある考え方です。まるで生まれつきその人の才能が決まって… もっと見る > 努力だけじゃ足りない 努力は裏切らない。好きな言葉です。一面においては確かに真実だと思います。しかし、格好悪さの伴っていない努力は、意味がないとぼくは思います。 ぼくは君を見ていて、惜しい、残念だ、と思うことがあります。一生懸命、忙しそう… もっと見る > 自己管理の方法 世の中には自分の生活をうまくコントロールしている人もいれば、自分の生活を全くコントロールできていない人もいます。君はどうですか? たとえば、テスト前に慌てないように早くからテストの準備をできる人は、やっぱり直前に慌て… もっと見る > 現実を見るための言葉を語ろう 君たちと面談をすることの一つの目的は、現実を見るための言葉を語れるようになってもらうことです。 古代ギリシアの大哲学者ソクラテスが言った「汝自身を知れ」ということです。 なんのこっちゃ、と思ったでしょうか。 ちょ… もっと見る > わかるということがわかるということ 高校部論理系の授業で読んでいた、國分功一郎著 『暇と退屈の倫理学』(新潮文庫)を読み終えました。帯の推薦文に、お笑いコンビのオードリーの若林さんが「國分先生、まさか哲学書で涙するとは思いませんでした…」と書いている通り… もっと見る > 学力より学習力 ふつう塾に求められるのは学力のアップだと思います。勉強できるようになってほしかったり、よい学校に合格してほしかったりすることから、親御さんは君たちを塾に通わせるのだろうと思います。あるいは、自分からそうした目標をもって… もっと見る > 「なぜ勉強しなければいけないのか」という問いについて 大人は勉強しなければいけない理由をちゃんと語れないといけないとエラソーに言っている人がいました。その人に言わせれば、ぼくはダメな大人だと思います。勉強しなければいけない理由なんて思いつきもしないからです。 と言っても… もっと見る > S の恩送り 今回は謎の多い人物、しょうじ君について少しお話ししたいと思います。 しょうじ君は、親ひとり子ひとりの母子家庭に育ちました。しょうじ君のお母さんは一生懸命働いていましたが、とても貧しい暮らしでした。お家には図鑑なんて置… もっと見る > 「學」「創」 からのメッセージ 學創のロゴマークを褒めていただくことがあります。この學創のロゴマークは書家の門田光華先生に揮毫していただいたものを、新宿曙橋でデザイン会社を経営されている伊藤博通社長にロゴ化していただいたもので、ぼくもとても気に入って… もっと見る > 質問は「わかる」ためにするのではない 学創に入塾の問い合わせをされるお母さんから、たまに「この塾は質問はできますか」と訊かれることがあります。この質問を受けると、ぼくはちょっと驚いてしまいます。この日本でいまだに大人に対して質問してはいけない場所なんてある… もっと見る >