再説「『読める』かどうかが、人生を決める」 以前この欄で「『読める』かどうかが、人生を決める」と題して、新井紀子さんの『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』(東洋経済新報社)を紹介しました。本書に依拠しながら、基礎的読解力と偏差値が極めて高い相関関係にある… もっと見る > 高得点を取るのに特別なことは必要ない、むしろ邪魔である 勉強の仕方を教えてほしいと言われることがあります。 塾の先生というのは自己顕示欲満載の人種ですから、駆け出しであればあるほど、ユニークな暗記の仕方や自分が編み出した勉強法を教えたがるものです。そして、中学校までの勉強… もっと見る > 頭の使い方の良い人、悪い人 多くの子どもたちをみてきて、「頭がいい」という言い方は少し違うなぁと考えるようになりました。どちらかというと、「頭の使い方がいい」という言い方の方が正しい気がするのです。 頭の良さと言うと生まれつきの要素もありそうに… もっと見る > 「読める」かどうかが、人生を決める 基本の読みとか論理的推論ができない子は、いくら知識を教えても、それを整合的に使えるようにならないんです。学力の差が、知識量とかやる気の問題であれば、勉強したくなった時にやればいい、とも言えますが、そうではなくて、「読… もっと見る > ラジオを分解してみる 私が幼かった頃、周囲の大人たちが技術者になった人のことを指して、「あいつは小さい頃から、ラジオを分解したりしていたからな」なんてことを言っていました。私は子供心に、ラジオを分解してみるというある意味ムダな行為に、心惹か… もっと見る > 学び続ける力を蓄えていく 企業の経営者や大学の研究者の方々との間で勉強量のことが話題になることがあります。 いま受験生のなかには入試に向けて頑張っている人も多くいるでしょう。人生で一番勉強していると感じている人もいるのではないでしょうか。それ… もっと見る > ヴィジョンを持とう みなさんは将来どのようになりたいですか。どのような人生を歩もうと思っていますか。こうした将来の構想のことをヴィジョンと言います。たとえば、将来は医師になって、離島の医療を支えたいだとか、重力波の研究をして宇宙の謎に迫り… もっと見る > 学力と学習力、ドリルとパズル 頭の良さってなんでしょうか。点数で測れるものでしょうか。 ここに二人の人がいます。一人は問題の解き方をたくさん暗記しています。見たことのある問題がテストで出れば見事に解けます。もう一人は問題を自分の頭を捻って解きます… もっと見る > 君たちはどう生きるか 吉野源三郎『君たちはどう生きるか』が話題です。 宮崎駿さんの次回作(最終作?)の題名が「君たちはどう生きるか」になると発表されたことが大きいでしょう。夏に出版された漫画版もよく売れているようです。宮崎さんが原作をどう… もっと見る > 要領の悪い勉強をしなさい 今回は、東京大学に学び一部上場企業の役員まで務められた方のお話をしたいと思います。 その方は若い頃、お父様から「要領の悪い勉強をしなさい」と教えられたそうです。 しっかりと予習をし、授業を受け、復習をする。そして、… もっと見る >