十を聞いて一を知る 「一を聞いて十を知る」という言葉があります。利発な人を指して言う言葉です。 では、その人は生まれつきそんなに利発だったのでしょうか。違いますね。 その人は他の人よりその事柄を知るためのたくさんの時間を、はじめにかけ… もっと見る > 頭は使うから良くなる 今回は「頭は使うから良くなる」という話をしたいと思います。 当たり前だと思いましたか? 私は多くの子どもたちを見てきましたが、このことが「当たり前」になっているとは思えません。 たとえば、何らかの出張授業で学創生… もっと見る > ぼくたちの教育観 皆さんは教育は何のためにあると思いますか。学校の成績を上げるため? 入試に受かるため? いい大学に入るため? 社会に出て困らないように? 生涯年収を高めるため? 豊かな人生を送るため? 自己実現のため? それとも…? … もっと見る > 矛盾と向き合う 高校部創造式では各自の研究発表の時間があります。その中で、ある発表から派生して、寄り道的にアルベルト・アインシュタインの相対性理論に触れる機会がありました。 アインシュタインは1905年に特殊相対性理論を発表し、さら… もっと見る > 再説「『読める』かどうかが、人生を決める」 以前この欄で「『読める』かどうかが、人生を決める」と題して、新井紀子さんの『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』(東洋経済新報社)を紹介しました。本書に依拠しながら、基礎的読解力と偏差値が極めて高い相関関係にある… もっと見る > 高得点を取るのに特別なことは必要ない、むしろ邪魔である 勉強の仕方を教えてほしいと言われることがあります。 塾の先生というのは自己顕示欲満載の人種ですから、駆け出しであればあるほど、ユニークな暗記の仕方や自分が編み出した勉強法を教えたがるものです。そして、中学校までの勉強… もっと見る > 頭の使い方の良い人、悪い人 多くの子どもたちをみてきて、「頭がいい」という言い方は少し違うなぁと考えるようになりました。どちらかというと、「頭の使い方がいい」という言い方の方が正しい気がするのです。 頭の良さと言うと生まれつきの要素もありそうに… もっと見る > 「読める」かどうかが、人生を決める 基本の読みとか論理的推論ができない子は、いくら知識を教えても、それを整合的に使えるようにならないんです。学力の差が、知識量とかやる気の問題であれば、勉強したくなった時にやればいい、とも言えますが、そうではなくて、「読… もっと見る > ラジオを分解してみる 私が幼かった頃、周囲の大人たちが技術者になった人のことを指して、「あいつは小さい頃から、ラジオを分解したりしていたからな」なんてことを言っていました。私は子供心に、ラジオを分解してみるというある意味ムダな行為に、心惹か… もっと見る > 学び続ける力を蓄えていく 企業の経営者や大学の研究者の方々との間で勉強量のことが話題になることがあります。 いま受験生のなかには入試に向けて頑張っている人も多くいるでしょう。人生で一番勉強していると感じている人もいるのではないでしょうか。それ… もっと見る >