現実を見るための言葉を語ろう 君たちと面談をすることの一つの目的は、現実を見るための言葉を語れるようになってもらうことです。 古代ギリシアの大哲学者ソクラテスが言った「汝自身を知れ」ということです。 なんのこっちゃ、と思ったでしょうか。 ちょ… もっと見る > わかるということがわかるということ 高校部論理系の授業で読んでいた、國分功一郎著 『暇と退屈の倫理学』(新潮文庫)を読み終えました。帯の推薦文に、お笑いコンビのオードリーの若林さんが「國分先生、まさか哲学書で涙するとは思いませんでした…」と書いている通り… もっと見る > 学力より学習力 ふつう塾に求められるのは学力のアップだと思います。勉強できるようになってほしかったり、よい学校に合格してほしかったりすることから、親御さんは君たちを塾に通わせるのだろうと思います。あるいは、自分からそうした目標をもって… もっと見る > 「なぜ勉強しなければいけないのか」という問いについて 大人は勉強しなければいけない理由をちゃんと語れないといけないとエラソーに言っている人がいました。その人に言わせれば、ぼくはダメな大人だと思います。勉強しなければいけない理由なんて思いつきもしないからです。 と言っても… もっと見る > S の恩送り 今回は謎の多い人物、しょうじ君について少しお話ししたいと思います。 しょうじ君は、親ひとり子ひとりの母子家庭に育ちました。しょうじ君のお母さんは一生懸命働いていましたが、とても貧しい暮らしでした。お家には図鑑なんて置… もっと見る > 「學」「創」 からのメッセージ 學創のロゴマークを褒めていただくことがあります。この學創のロゴマークは書家の門田光華先生に揮毫していただいたものを、新宿曙橋でデザイン会社を経営されている伊藤博通社長にロゴ化していただいたもので、ぼくもとても気に入って… もっと見る > 質問は「わかる」ためにするのではない 学創に入塾の問い合わせをされるお母さんから、たまに「この塾は質問はできますか」と訊かれることがあります。この質問を受けると、ぼくはちょっと驚いてしまいます。この日本でいまだに大人に対して質問してはいけない場所なんてある… もっと見る > 不遇の時期こそ幸運な時期 ご案内の通り、学創生の今春の入試結果は素晴らしいものとなりました。大学入試ではすでに早稲田大学、慶應義塾大学をはじめ、東京理科大学、青山学院大学、中央大学、法政大学等に合格が出ています。完全オンラインになって2年を学創… もっと見る > 理解の方へ 2年目の大学入試共通テストが実施されました。大方の予想通り「難化」しました。特に数学や生物基礎などでは、問題文を読み解いたうえで、基本的な知識をどのように応用するかが問われ、大きく平均点を下げました。 これは「旧来型… もっと見る > 運に頼るな、運を制御せよ 勝負ごとになると運が話題に上ります。そのせいか、最後の最後に運頼みをしたくなる人たちもいます。 さて、入試において運は影響するのでしょうか。 これはちょっと考えれば簡単にわかる話ですが、もちろん運は影響します。たと… もっと見る >